SRE NEXT 2026 に現地参加してきました。 「ブログを書くまでがカンファレンス」ということで、お気持ちメインで記録、というより日記です。

参加前

SRE NEXT 2026 は 2 日間開催、始めは両日参加の気持ちでいた。 だけど、業務都合等が重なって 7 月には 2 回出張が予定されていて、SRE NEXT に現地参加するとなると 3 週連続で東京に行くことになり家族への負担が大きくなるので、直前までオンライン参加を考えていた。

転機は開催 2 日前。

SRE NEXT 2026 のスタッフをされていて、名古屋開催のクラウドネイティブ会議でお会いしたゆーたさんが Engineer Lab.fm という Findy さんの Podcast に出演されたということで、配信を聞いてみた。

Findy さんは「開発生産性 IPA」というオリジナルクラフトビールをイベントに提供している。 この Podcast の終わり際、その開発生産性 IPA の新バージョンが SRE NEXT 2026 でお披露目されるという紹介があった。

X で Podcast の感想と IPA のことを投稿したら Findy の pika さんとゆーたさんから SRE NEXT で IPA を飲もうとコメントをいただいてしまって、現地行きたい欲が出てしまった。

お世話になっている SA1T0 さんのパネルディスカッションが配信なしというアナウンスがあったり、元同僚の Junya Taniai さんの登壇はやっぱり現地で応援したいという気持ちがあったりする中、お二人の登壇が Day 2 に重なっていたこともあって Day 2 だけの参加を妻に相談したら二つ返事でいいよと言ってもらえた。 妻には本当に感謝しています。

IPA はキッカケで、人に会うために現地参加したんです本当です。

そんな不純な同期を見透かされたのか、その日の夜に仕事をしていたらムカデに足を噛まれてしまった。

今の家に引っ越してきて 6 年、G すら出たことないのに家の中にムカデが出たことのショックも大きかったが、SRE NEXT に行けなくなるのでは?という不満があった。

対処がうまくいったのか、幸いにも腫れることもなく現地参加はできる状態になった。 噛まれた直後は激痛でのたうち回っていたので、当のムカデは妻に対処してもらった。 やっぱり妻には本当に感謝しています。

交通と宿泊

今回は直前での予約ということで往復航空券が定価しか無かったので初めて JAL マイルを使った。 往復で 28,500 マイル、施設使用料 900 円。 日曜朝イチ羽田発の復路便が 7,500 マイルだったので早めに予約できていれば往路も少ないマイルで取れたかもしれない。

宿泊先は東横イン羽田空港 2。 京急で羽田まで 10 分ほどでいけるので、朝早い便のときにはよく使う。 飲んだあとに羽田近くまで移動するのが大変だけど。 こちらも宿泊ポイント貯まっていたので使用。

突発的な現地参加になったけど、日頃貯めていたポイント系を消費することで手出しを少なく抑えられた。 ポイントはこんなときこそ使うべし。

当日

Day 1 はオンライン参加。 仕事しながら見ようと思ったけど、打ち合わせやら研修やらが入っていて腰を据えて見ることができなかった。 やっぱりオンライン参加は集中して見れないことを再確認。

見れたのは以下のセッション。




昼休みにはムカデ絶対にコロリマンになっていた。

Day 2 は朝イチの便で会場に向かった。 6 時に家を出発して 7 時過ぎの飛行機に乗り、9時過ぎには会場の TOC 有明に着いた。 羽田空港からリムジンバスで TOC 有明の目の前にある相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明まで行けたのはとても体験が良かった。

10 時まで待って受付。

キーノートまでスポンサーブースを見て回ろうと向かったら早速ゆーたさんにお会いした。 こんなに早いタイミングで会うとは思っておらず、変な挨拶になってしまった。 普段リモートで働いているので、知り合いに対面で会うときには気持ちの準備が必要な体になってしまったのかも。

スポンサーブースはスタンプラリー企画もやっていた。 スタンプラリー自体は参加者に各ブースに来てもらえる企業側のメリットと、スタンプを埋めることで景品を貰える参加者側のメリットを狙っての企画と思う。 個人的にはスタンプラリーの景品はそこまで目当てではないんだけど、スタンプラリーをキッカケにブースで声をかけることができたのがよかった。 イベントに現地参加する機会が少ないし、SRE というテーマのイベントにブースを出している企業とは接点がないので、各社のお話しはとても興味深かった。


ブース回っていると SA1T0 さんに会った。 ゆーたさんと KINTO のあわっちさんの 3 人 で miniLT に出るということで、その準備をされていた。 Day 1 でも同じメンバーで miniLT をしたらしく、1 回目は反省点があったので Day 2 では改善して臨んだという。 2 回目の miniLT をやることも直前に決めたらしい、色々すごい。

キーノートを見るつもりでいたけど miniLT は現地でしか聞けないのでそのまま居座った。 内容は AI 時代の採用に関する困りごとで、それぞれの立場でのコメントをされていて参考になった。

その後 Kou さんと合流、初めて対面でお会いした。 ブース巡りに少し同行してもらった。 メガネを外したら雰囲気が変わる、という事前情報があったのに実際に会ったときに(えっと……)ってなったのはごめんなさい。

気づいたら午前中のセッションが終わっていた。 現地でしかできない体験があったので良し。 その後はランチセッションへ。 お互い見たいセッションが別だったので Kou さんと別れてランチ。

自分はカケハシ 小野田さんのセッションを聴講。 身近なフローもカイゼンしたい気持ちになった。



昼からはお目当ての一つ、SA1T0 さん / NRI 木村さん / fujiwara さんというすごい面々のパネルディスカッション。 テーマは「エンジニアの成長戦略」で SRE とキャリアについての話。

木村さんの「システムを良くしていくことをやってきて、後からその役割に SRE という名前が付いてきた」、「運用フェーズでは変えられないことに対処していった結果コンサルタントになっていた。SRE をやめたつもりはなく、運用課題を解決し続けている」という話に『SRE は生き様』が思い浮かんだ。

fujiwara さんの「キャリアに悩んだことがない=考えたことがない。目の前に来たものを倒し続けてきた」という言葉には少年漫画的な強者感があった。

パネルディスカッションでは参加者からの質問を受け付けていて、「SRE というワードが持て囃されている現状についてどう思う?」という質問に出ていた。

SA1T0 さんが「SRE というポジションでも期待することは企業ごとに異なる。SRE はエンジニアリングのプラクティスであり、SRE というポジションだけがやるべきことではなく全員がやるべきこと。(採用の文脈で)どういう背景があって SRE と言っているのかを理解することが大事。SRE というラベルに引きずられないように」と答えていた。 これも『SRE は生き様』に通じる話であり、プラクティスを使って何を解決したいのかが問われると感じた、これからの AI 時代は特に。

パネルディスカッションは配信なしアーカイブなしということで、現地で聞けて本当によかった。


段々ここらへんから記憶の時系列が怪しくなってきた。

スポンサーブースのコーヒーを貰いに行ったら一方的にお顔を知っていたよしたけさんをお見かけしたのでご挨拶。

その後、再びブース巡りを再開。 ログラスさんブースで mekka さんと近況やログラスさんの構成の話をしていたところ、「SRE をはじめよう / Becoming SRE」の著者 David さんが mekka さんを訪ねてきた。 Day 1 の mekka さんセッションを聴いていて感想を伝えに来たらしい、すごい。

このツーショットはワシが育てた(撮った)。

ブースを巡っていると再び SA1T0 さん、GitLab Hiro さん、そして登壇前の Taniai さんと合流。 GitLab のリモート/ドキュメント文化を聞いて、本で読んだ以上のストイックさを感じた。

その後 SA1T0 さんに連れられて Toptal さんブースに突撃、ぐりもおさん VTRyo さんを紹介してもらいご挨拶。 地方からやっていき!したかったぐりもおさんとお会いできてよかった。

同じ四国勢の Masa さんも紹介していただいた。 四国でのコミュニティ活動の大変さを分かち合えてやる気が再燃してきた。 特定ジャンルに拘らず、四国のコミュニティを盛り上げていきたい。

その後も SA1T0 さんが Sansan じょーしさんを捕まえて個人的に Ask the speaker させていただいたり、GENDA さんが Platform Engineering やっているから話聞こうとブースへ行ってなみきさん紹介いただいたら X のアカウント凍結されてたりと、色々していたら Taniai さんのセッションの時間に。

内容も然ることながら、色々グッとくるところがあった。


KINTO さんのブースではトミカをもらった。 くもびぃの抽選にも申し込んだところ、くもびぃ(小)が当たった。

受け取りに KINTO さんブースに戻ったところで tomo さんと遭遇。 お土産をいただいてしまった。


他、覚えてる限りスポンサーブースで会話した内容を書き留めておく。

  • GMO Flatt Security:Takumi Guard の話を聞いて脆弱性通知をしてくれるトークンを発行した。トークンどう使えばいいんだっけ?
  • GENDA:クレーンゲームのクレジットをスマホで支払える体験をさせてもらえた。いろいろな分野の企業を買収しているみたい。
  • ヘンリー:自社サービスや電子カルテの特性について話を聞いた。大きめなリリース直前に御上が意向を変えて大変だったたけどクラウドサービスだったのでオンプレよりは楽だったとか。
  • GENEROSITY:ハイブランド向けのサービスをやってると聞いた。ハイブランドってなんですか?と質問して伊勢丹とかと教えてもらった。
  • スリーシェイク:hym さんがいて、ブースのクイズや近況などの話をした。hym さんとは去年の KubeCon Japan 前日イベントの懇親会でお会いしてもう 1 年、早すぎる。
  • SMS:プルリクに対応した検証環境を作る話を聞いた。とても参考になった。
  • リンクアンドモチベーション:エンゲージメントサーベイのサービスの話を聞いた。ちょうど現職でエンゲージメントサーベイを使った取り組みをしているので、利用中サービスとの違いや強みを聞かせてもらった。
  • Resilire:サプライチェーン向けのサービスの話を聞いた。
  • Findy:Findy Team+ や Findy AI+ の話を聞いた。

最後のキーノートと閉会式はサテライト部屋で聴講。 閉会式で Road to SRE NEXT という地域イベントが四国(愛媛)に来ていたことを知った。 今度また四国に来るときはぜひ参加したい。


懇親会は TOC 有明の 20 階、目当ての人を探そうとしても無理そうな広さの会場だった。

懇親会で念願の Findy さん開発生産性 IPA v3.0 をゲット! マンゴー風味でおいしかった。 以前のバージョンのも飲みたくなってしまったけど、もう飲めないらしい。

懇親会でも SA1T0 さんの 金魚の糞になっていたら 近くにいたら色んな人が挨拶に来ていて驚いた。 NRI 木村さんや Toptal 菱田さんともご挨拶できた。 たくさんの方々に初めましてできたけど、開発生産性も高まってきたせいかあまり覚えてない。

その後は 2 次会まで行って解散。

無事にホテルについて起床も成功、いつものポケモン東京ばな奈とねんりん家バームクーヘン(ピスタチオ)をお土産に帰路へ。 そろそろ HANEDA ポイント貯めるようにしてもいいかも。

今回の SRE NEXT 2026 はセッション聴講ではなく人との交流がメインだった。

改めて現地参加できてよかった。妻に感謝を。