NUC で Single Node OpenShift を触ってみよう

Red Hat が提供するエンタープライズなコンテナ・プラットフォーム「OpenShift」がシングルノードに対応したようです。 Meet single node OpenShift: Our newest small OpenShift footprint for edge architectures The cloud native approach to developing and deploying applications is increasingly being adopted in the context of edge computing. However, edge workloads and use cases span a myriad of locations, technical requirements, and physical footprints. そうとなれば試してみたい欲求が抑えられませんよね? というわけで要件を満たす機器を選定するところから SNO (Single Node OpenShift) を導入してみました。 ハードウェア要件 SNO をインストールするには以下のスペックが必要です。 プロファイル CPU メモリ ストレージ 最低限 8 vCPU コア 32 GB 120 GB 普通(?...

November 27, 2021 · 3 min · @nnstt1

OpenShift 構築奮闘記 #0

OpenShift の構築に試行錯誤した記録を残すため「OpenShift構築奮闘記」というタイトルで連載を始めます。 手始めに OpenShift を構築することにした経緯と、インストールする構成を残しておきます。 どのような課題が発生している/していたかは #1 以降で記載します。 なお、執筆時点で構築完了していないため連載回数は未定です。 事の始まり 弊社(弊部署)には毎月hh時間は技術向上のために遊んでよい(業務外のことをしてよい)、という取り組みがあります。 その一環で、自分は Kubernetes や Ansible といった技術の検証(勉強)を進めていました。 検証のためのVMは用意してもらっていましたが、1台しかないため色々試したいことが試せず悶々とした日々を過ごしていました。 e.g. 1サーバに GitLab(omnibus) と Kubernetesクラスタ を同居させて、 GitLab から Kubernetes に連携しようとしても「同じサーバ上にあるからダメー」と怒られたり…。 そんな折の今年1月末に突如、「保守期限切れになったサーバ(正確にはワークステーションらしい)を廃棄する前に自由に使っていいよ」とボスから声を掛けていただきました。 ↓その日の定時後の様子 なんか知らんけど保守切れ物理サーバ5台を自由に使っていいことになった!なんのご褒美だ?何して遊ぼうかな、やっぱりKubernetesかなー — ののし (@nnstt1) January 31, 2020 5台も使えることになったのですが、前職を含めても物理サーバを直接触ったこともないド初心者です。 とりあえず1台分だけ VMware ESXi を導入してVMの作っては壊しをできるようにして、その VMware 上に当初から考えていた Kubernetes クラスタを構築を目指しました。 社内ネットワークということもありプロキシやら認証やらで手こずりながらも、なんとか kubeadm を使った Kubernetes クラスタを構築することができました。(この内容もいずれ記事に残したいです) そんなこんなして遊んでいたら、Red HatのウェビナーやSoftware Design 3月号で紹介されていた OpenShift の詳細を知る機会があり、興味が湧いてきました。 OpenShift、いいですよね(説明を見聞きしただけで触ったことはない)。 使うだけならARO(Azure Red Hat OpenShift)が楽だと思いますが、せっかくなので VMware 上に OpenShift を構築することを次の目標にしました。 構築にあたり以下の記事を参考にさせていただいてます、ありがとうございます。 failed to fetch remote resource: Forbidden OpenShift 4....

March 3, 2020 · 1 min · @nnstt1