HashiConf 2024 に現地参加するため海外出張という形でボストンに行ってきました。 日程は 2024/10/12(土)〜18(金) の一週間。
HashiConf 参加レポートは会社のブログに投稿したので、ここでは HashiConf 以外の部分をメインに、初の海外遠征の内容を記録します。 X.com にも #nnstt1_hashiconf というタグで投稿してます。
持ち物
まずはボストンに持っていった持ち物。 機内持ち込み手荷物は普段使っている無印の肩の負担を軽くするリュックサック、預け入れ手荷物は10数年前に買ったスーツケース(容量不明)。
リュックサックには長時間フライトを快適に過ごすためのグッズを入れた。 今回を機に用意したものもチラホラ。 用途毎に袋にまとめてリュックへ収納。
- パスポートケース
- パスポートや現金(日本円、米ドル)のほか、フライトやホテルの予約のコピーを入れてた。
- ホテルの部屋にいるとき以外は肌身離さず持ってた。
- Anker の紛失防止トラッカーを装着。
- 水筒
- 機内でいつでも水分補給できるようにと持っていった。機内だけじゃなくボストン観光やホテル滞在時にも大活躍した。
- 個人ノートパソコン
- Macbook Air M3。
- HashiConf 中は主に会社のぶログを書くのと SNS 用に使っていた。
- 今回の遠征のために買い替えたと言っても過言ではない。
- 業務用ノートパソコン
- 仕事せざるを得ない状況だったので持っていった。
- 業務用スマホ
- 同上。
- Kindle Paperwhite
- 機内の映像コンテンツに飽きたときのために、と持っていったけど全く使わなかった。
- 名刺入れ
- 念の為に名刺を持っていったけどほとんど使わなかった。
- プレーリーカードも忍ばせてて、無理やり読み取ってもらったことも。
- 技術書典の袋(画像左上)
- 機内持ち込みの液体、薬、お菓子、マスク、蒸気マスクといった機内で使うケア用品を収納。
- ガジェットポーチ(画像左下)
- モバイルバッテリー
- もともと持っていた 20,100mh のやつ。
- 買い替えようかと考えていたけど、Macbook Air のバッテリー持ちを信じてそのままに。
- イベント会場と宿泊先が同じホテルだったこともあり、結果的にこのモバイルバッテリーで十分だった。
- AC アダプタ
- Anker Nano II 45W 一つだけ。
- これだけでスマホも Macbook Air も業務用ノートパソコンも充電できる優れモノ。
- 自撮り棒
- 自撮りには使わなかったけど、知人の登壇風景を録画するときに一脚として使えて便利だった。
- ELECOM の Bluetoothオーディオトランスミッター/レシーバー LBT-ATR01BK と φ3.5mm プラグ延長ケーブル。
- 自撮り棒の左隣のやつ。
- 機内のオーディオが Bluetooth に対応してなかったときに備えて、手持ちのワイヤレスイヤホンで機内映画の音声を聞けるようにするためのもの。遠征直前に購入したものの往復の便で大活躍した。
- Microsoft Copilot ロゴのついた白いもの
- マルチ端子ケーブル(?)とかいう USB Type-A を USB Type-C、Micro USB、Lightning と繋げられるもの。9月の Microsoft イベントでノベルティとしてもらった。念の為持って行ったけど使わなかった。
- モバイルバッテリー
- ベージュのポーチ
- 無印の吊るして使える着脱ポーチ付ケース。衛生用品などを入れていて常に持ち歩いてた。
- 機内快適グッズ(画像右)
- 長時間フライトを快適に過ごすためのグッズをネットに入れてまとめて持ち運んだ。
- フライトソックス
- 今回はじめて使ってみたけど効果あった、と思う……。このソックスはふくらはぎまで履くんだけど、ボストンついたときにはくるぶしまでずり下がっていたので怪しいが、帰りはちゃんと装着できていてむくみも無かった。
- ヨックション(フライトソックス右のやつ)
- お尻を守ってくれるクッション。
- お尻だけでなく腰も守ってくれた、神アイテム。
- 普段使いもできそう。
- ネックピロー
- ポンプがついてて手で空気を入れられるタイプのやつ。
- ユニクロのウルトラライトダウン
- ド定番のやつ、だけど今回はじめて買った。
- 機内の寒さ対策でもって行ったけど、ボストンは日本より 10℃ ほど気温が低くて結構着てた。
- アイマスク
- アマゾンで買ったシルク 100% のやつ
- 今までアイマスク使ったことなかったけど周りの明るさを遮って寝られるのはよかった。
- 耳栓
- ノイキャンイヤホンのバッテリーがなくなったときに使った。
- スマホスタンド
- iFLEX ってメーカーのシリコン製スタンド。座席モニターの隙間に差し込んで使うやつ。
- スマホを目線の高さに置いて動画見れると思って買ってみたけど、飛行機の揺れがダイレクトにスマホに伝わってほとんど使わなかった。
- 使い捨てスリッパ
- 機内では靴を脱いで過ごしたかったので、ビジネスホテルのアメニティだったスリッパを持参。
- ホテルの部屋でも使ってた。
- 微妙にサイズが合わなかったので事前に確認しておくべきだった。
預け入れ手荷物も写真撮って記録しているけど下着が写ってるので割愛。
- 衣類
- 折り畳み傘
- 体温計
- 折りたたみハンガー
- 洗濯バサミ
- ロープ
- ガムテーム(芯を抜いたやつ)
- ティッシュ(1箱)
- 帽子
- 入浴時のボディタオル
- どん兵衛
3日分の衣服と4日分の下着、靴下を持っていった。 7日分持っていったら服だけでスーツケースが埋まりそうだったので、途中で洗濯できるように洗剤やハンガーを持っていった。
どん兵衛は日本食が恋しくなる不安があったので2つ持っていった。 もともとカップヌードルを持っていくつもりだったけど、アメリカには肉類(エキス含む)を持ち込めないということに直前に気づいてどん兵衛に変更した。
10/12(土)
12時頃、最寄り空港を出発。 HashiCorp ロゴのシールを貼った紛失防止トラッカーをリュックにつけての出発直前の一枚。
普段は見かけないフジドリームエアラインズの機体を発見。 帰国して調べてみるとチャーター便だったみたい。
羽田空港に到着したら休むまもなく成田空港へ。 一番移動時間が短いリムジンバスを選択。
バスの中でスマートウォッチのタイムゾーンにボストンを追加。
15時頃、成田空港第2ターミナルに到着。
成田空港は6年ぶり。
GPA外貨両替専門店で米ドルに両替。
1ドル144.98円で出てたけど、手数料などもあって1ドル151.38円。 約3万円分を両替して198ドルに。
ピカチュウたちのお見送り。
ボストン行きは 18:25 出発。
ここで一緒にボストンへ行く HashiCorp Ambassador かつ前々職の先輩と合流して出国前の一杯。
ボストン行きは 72 番ゲート。
ここでもポケモンが。 成田空港はポケモン推し?
時刻通りに機内へ搭乗。 座席はもちろんエコノミー、最後列窓際。
機内食の前におつまみミックスで腹ごしらえ。
1回目の機内食。 機内食は前の席から提供されるので最後列に順番が回ってくるのはかなり遅い。
和食と洋食を選べて、今回は和食の三色丼を選択。
デザートにハーゲンダッツ。
食後は機内コンテンツのアイアンマンを視聴。 アイアンマン自体は知ってたけど映画は見たこと無かったのでまずは1から。 トニー・スタークかっこいい。
アイアンマン視聴後に就寝。 起きたときにはアメリカ大陸に入ってた、早い。
このとき既に離陸から8時間経過。
初めてのアメリカ大陸。 日中なんだけど窓の遮光機能のせいで青い世界に。
日本時間の朝5時、ボストンの夕方16時に2回目の機内食。 無印のカレーと杏仁豆腐。
現地18時ごろ、ボストンが見えてきた。
ボストン・ローガン空港。
定刻通りに到着。
ボストン・ローガン空港は4つのターミナルがあるらしく、日本からはEターミナルに。
入力審査では「What’s the purpose of your visit?」の質問に「カンファレンス参加」と答えてしまい、「それはどんなカンファレンスだ?」「AIに関するものか?」などと追加の質問をされて焦った。
そしてなんとかアメリカに入国。
空港からホテルまでは車で10分ほどだったので人生初の Uber を使った(ここでは先輩に Uber を呼んでもらったので実質初 Uber はまだ)。
空港の駐車場には Uber を待つ専用の区域が用意されていた。
ホテルは Omni Boston Hotel at the Seaport。 ボストンの中心地から少し離れた港近くにあるホテルで HashiConf の会場もここ。 見るからに高級そうなホテルだけど HashiConf 割引もあって近辺のホテルよりは安くなっていた(それでも十分 Expensive)。
部屋は19階、ダブルベットが2つ!
眺めもバッチリ。 方角的には南側に面していて市街地が見えていたけど、反対の北側だったら港や空港が見れてたかも知れない。
水回りは洗面台とトイレ、シャワールームで一つの区域。 写真はないけどシャワールームにはバスタブはなくシャワーのみ。 トイレに仕切りがないのが日本との違いだなぁ。
部屋で一息ついてから先輩と合流して晩ごはんへ。 ホテル内にもバーとかがあったけど、入れそうな雰囲気ではなかった(+勇気がなかった)ので、ホテルから出て近場をウロチョロ。 周りもホテルばかりで独立した飲食店が見当たらず、違うホテルのレストラン「TAMO」という所にに突入してみた。 案外いい感じのとこだった。
火曜日にライブがあるらしく「エバン・コール」?!と少し興奮したけど違う人だった。
メニュー表を見ても何も分からなかった。 ちょうど近くの席に座ってたマダムたちにハンバーガーが運ばれていたので、店員にあちらの席の食べ物はなんというメニューか尋ねて同じものを注文。
本命が来る前にまずは乾杯。 どれを注文したか覚えてないけど IPA だったと思う。 これ1杯で9ドル、1,400円くらい。 考えちゃダメだ……、と思いつつも初めての米ドルでの注文につい計算してしまう。
そしてやってきたのが、この店オリジナルの TAMO Burger。 フライドポテト付きで22ドル(3,300円)。
やっぱり値段が頭をよぎってしまうけど、ボストン到着後の記念すべき一食目! アメリカンな味付けでとても美味しかった。 そして何よりこの大きさ! アメリカのハンバーガーは本当にビッグサイズ。 そして手前にあるダイナミックなピクルス、こちらもアメリカン。 「比較対象を一緒に写していないからサイズ感が分からない」と妻にも指摘された、たしかに分からん。
夕食後はホテルに戻って解散。 機内で寝たけれど疲れが取れなかったのもあって、時差ボケを感じることもなくすぐに就寝。 ボストンへの移動日となった1日目はそんな感じで終了。
10/13(日)
ボストン2日目。 空港が近いこともあって日が昇る前から飛行機がホテル上空を飛び始めて、その音で6時前に起床。
起きてしばらくアメリカのテレビを眺めて英語に耳を慣らそうと観ていた。 久光製薬の CM が流れたときは少しテンション上がった。
この日は夕方から HashiCorp User Group のミートアップが入っていて、昼過ぎまではフリータイムということでハーバード大学に行ってみることに。 日が昇ってから外を眺めると、本当にボストンに来たんだという実感が湧いた。
この日の朝食は「マクドナルドに行ってみたい」という先輩たっての希望で朝マックに。 集合まで時間があったので少しお散歩。
宿泊先ホテルの1階にはパンを売ってるところがあったけど、マックが待っているので素通り。 あとから写真を見て気づいたけど、クロワッサンがめちゃくちゃでかい。 クロワッサン以外もだいたいでかい、こんなところにもアメリカン。
ホテルの眼の前にはコンベンションセンターがあった。 ここでは過去に Red Hat Summit が開催されていたらしい。
ホテル近くの交差点。 元々この先にあるマリオット系列のホテルを予約しようとしていた。 会場から10分も掛からないところとはいえ、やっぱり会場とおなじホテルに泊まらせてもらって楽だった。
ボストンには BLUEbikes というレンタル自転車が至るところに設定されてあった。
スマホアプリを使えば簡単にレンタルできるようだったけど、結局使うことはなかった。
路肩は車が駐車されていた。 日本ではあまり見ない光景。
日本でも有名なミスタードーナツが誕生するキッカケとなったダンキンドーナツ。 発祥はボストンと同じマサチューセッツ州のクインシーらしい。
ダンキンドーナツにも目もくれず、先輩と合流して Uber でハーバード大学方面にあるケンブリッジのマクドナルドへ。 日本と同じく朝マックがあるようで、エッグマックマフィンを注文。 7.89ドル (1,200円)、たけぇ。
値段の割にマフィンは日本と変わらないサイズだった。 セット注文したコーラはめちゃくちゃでかかった。
10月ということでマック店内もハロウィンの様相。
朝食を摂ったマックからハーバード大学までは歩いて30分ほどの距離。 ケンブリッジの町並みを味わいながら目についたものをパシャリ。
これはケンブリッジで見つけた WeWork。
これは WeWork の眼の前にあったセブンイレブン。
HashiCorp 製品に同名のものがある Waypoint。
協会。
ハーバードスクエアの看板。
ハーバード大学のキャンパス、ハーバード・ヤードの門。 Peter J. Solomon はハーバード大学の卒業生で、ホートン図書館の改修に資金援助してこの門が建てられたらしい(Wikipedia 調べ)。
敷地内にはリスがたくさん。
世界最大規模の大学図書館、ワイドナー記念図書館。
ジョン・ハーバードの像。
サンダース劇場。
中に入ると演奏のリハーサルをしている音が聞こえた。
お土産本命のハーバード大学生協へ。 店内の写真を撮っていなかったけど、1階には「Harvard」とプリントされたシャツやグッズがたくさん。 3階には絵本が置いてあった。
妻から「もしあったらこれを買ってきて」とある絵本を頼まれていたけど見つけることができず。 勇気を出して近くの店員さんにスマホを見せながら「この本が欲しいんだけど」と尋ねてみると、「これは……ここね!」とすべての本の場所が頭に入っているような早さでお目当ての本を見つけてくれた。 それから同じ作者の他の絵本も出してくれたり、「子どもと一緒に英語を勉強したいんだけど」と相談すると「それならこれがいいわ!」と英語話者の子どもが日本語を覚えるときの絵本を教えてくれたり、とても親切にしてくれて嬉しくなった。
結局、大学生協では絵本しか買わなかったけど、お目当てのものが手に入っただけでなく優しい店員さんとのコミュニケーションもあり大満足な買い物だった。
その後、ハーバード自然史博物館へ。
博物館とは思えないほど普通なサイズ感の入口。
色々展示されていたけど時間の関係もあり見たのは化石や剥製の標本展示だけ。
この博物館に寄った一番の目的はこれ、クロノサウルスの化石! とてつもなく大きい。 長男が恐竜大好きで色々調べていく中、自分も少し古代生物に興味が出たのでぜひ実物を見たいと思っていた。
長男のために他の化石も写真を撮っていて、帰国してからこの頭骨を集めた標本の写真を見せると、下のほうにある化石を見た長男は「この頭が細長い化石はコエロフィシスだね」と言い当てた。 天才か!(親バカ)
恐竜以外にも現代の生き物の標本があった。 これはヒゲクジラ類。
博物館のあとはお昼ごはん。 ハーバードには Facebook の創設者、マーク・ザッカーバーグが通ったというピザ屋さんがあった。
お昼どきでしたがなんとか中に入れた。 店内にはマーク・ザッカーバーグの写真がたくさん。
ピザは1カットでこのサイズ。 これで4ドルくらいだったのでまぁまぁって感じだったけど、一緒に買ったペットボトル入りの水が3ドルもして驚愕。
昼食後、時差ボケによる疲れが出てきたのでホテルに戻って夕方まで休憩。 夕方に再度集合してホテルを出発、HashiCorp User Group (HUG )のミートアップに参加するために港へ。
ミートアップは船に乗ってボストン港をクルーズしながらネットワーキングする「HUG on the Harbor」。 船上という逃げ場のない空間で拙い英語でのコミュニケーションを強いられるという、ある意味ネットワーキングをするにはもってこいの環境。
実際「もうどうにでもなーれ」の気持ちで色々声を掛けていったところ、何名かとは Linkedin での繋がりを持てたり、その後の HashiConf でも声を掛けてもらったり、と今思い返せば「勇気を出して話しかけてよかったなぁ」と思えるミートアップだった。
そんな仲良くしてくれたお一人、dnsimple の方が来ていたシャツ。 とてもかわいい。
船内で提供されるアルコールは有料。
そしてこのお酒、アマレットのソーダ割り、そのお値段なんと……17ドル!! 1杯で2,500円!! この1杯で日本だとアマレットのボトル1本買えてしまえる……。 とは思いつつ、このアルコールのおかげでネットワーキングに積極的になれたと言ってもいいので必要経費ということに。
食事も美味しかった。
ボストンの夜景。
帰り際に HUG on the Harbor ステッカーをもらった(ピンボケ)。
ミートアップが終わってホテルに着いたタイミングで日本の HashiCorp の方々と合流、ホテルのスポーツバーで二次会。
大谷選手が映ってた。 残念ながらこの打席はスタンドにギリギリ届かないセンターフライ。
10/14(月)
ボストン3日目。 この日は HashiCorp Ambassador と HashiCorp 社員が集まって製品についてディスカッションするイベント「HashiCorp Product Day」があった。 ディスカッション、もちろん英語で。 残念ながら今の英語力では議論には参加できず、聞き取るだけでも精一杯……。
で、こちらは朝食。 ついに出ましたカリカリベーコン! フォークを突き立てると砕け散るベーコン、まさにカリカリ。
参加者には Ambassador グッズが配られた。 これはスイッチを入れると光るもの。 どうやって使うの?
光るもののほかは Ambassador ロゴのあるパーカーやTシャツ。
パーカーは少しサイズ大きめだったけどしっかりした作りだったので素直に嬉しい。
ホテルから見えたボストンの観光バス。
昼食(食べかけで申し訳ない)。 ネイティブの英語を聞き続けて、しかも全然追いつけずゲッソリしていたので食べる前に写真を撮るのを忘れた。
この日の午後には Partner Summit もあった。
夕方、時間ができたので近場のスーパーを目指して外出。 ホテルから橋を一本渡ると建物の雰囲気がガラッと変わった。
少し歩くと「ボストン茶会事件の船と博物館」が見えてきた。 橋の真ん中に唐突に現れる。
せっかくなので入口まで行ってみた。 結構賑わっている。
博物館がある橋のたもとには Boston Children’s Museum なる建物があった。 子ども向けのお土産がないかと思ったけど休みのようで入れなかった。
スーパーに向けて移動。 途中、Boston Fire Museum があったけど、残念ながらここも閉館。
建物の前に消防車が停まってたので子どもたちが喜ぶかなとパシャリ。
そんなこんなで最寄りスーパーの Trader Joe’s に到着。 レンガ造りの見た目でとても雰囲気のある佇まい。
オーガニック系の食品を扱っているスーパーで、ネットには日本向けのお土産にも便利という情報もあったのでここでお土産を調達。
店内は日本のスーパーとあまり変わらない感じ。
ハロウィン用のかぼちゃが売られていた。 日本では見たことがない形のかぼちゃがたくさん。
さすがに大きいなと店内を歩いていたら手のひらサイズのかぼちゃを発見。 お土産にできそう?と思って調べてみたら植物系の品物を外国から日本に持ち込むのはダメそう。 そりゃそうだ。
本物のかぼちゃだけでなく、いろんな食品に「パンプキン○○」というハロウィン限定商品が多く出てた。
ある程度買い物をして一時ホテルへ戻り。 スーパー周辺はレンガ造りの建物が多かった。
だけど少しホテル方向に歩くだけで一気にビルばかりの風景に。
ホテルに戻って少し休憩した後、この日の夜は日本から HashiConf に参加したメンバーとのディナーに参加。 ホテルから徒歩10分ほどのレストランへ。
チキンと IPA を選択。
ひとしきり堪能したあと、一部メンバーで二次会に。 場所は初日に訪れた TAMO。 安定の落ち着いた雰囲気。
前日の HUG と昼間のイベントで英語疲れしてたとこだったので、日本語でたくさん話せたのは気分転換になった。
そんな感じで3日目は終了。
10/15(火)
ボストン4日目。 この日から本格的に時差ボサが発生してきて夜中に起きてしまう身体に。 お酒飲んで眠りが浅くなってるのも原因かもしれない。
ちょうど日本は夕方くらいだったので少し仕事をしつつ、小腹が空いてきたので持ってきていたどん兵衛を食べることに。
ホテルの部屋にはケトルがなくて諦めかけていたけど、カプセルタイプのコーヒーメーカーがあったのでカプセルを装填せずにスイッチオン。 狙い通りお湯が出てきて数日ぶりの日本の味をいただいた。
そんなこんなしてたら日が昇ってきた。
HashiConf で提供される朝食を求めて会場へ。
今日もきましたカリカリベーコン。 肉の脂とオレンジジュースの酸味を交互に味わうことでいくらでも食べられそう。
朝食会場のあるフロアは吹き抜けになっていて、上から写真を撮るといい感じに。
HashiCorp 製品のピンバッジがあったので全種類いただきました。
朝食後、いよいよ HashiConf Day 1 の開始! 本編については HashiConf 参加レポート へ。
ランチタイム、Microsoft の Mark Tinderholt さんが自著にサインをして配布してくれるということで長蛇の列が! 並んでみたものの午後からの見たいセッションまでに順番が回ってこずに途中で離脱。 英語の本なので内容を十分理解できるか怪しいけどサイン欲しかったなぁ。
そういえば昼食の写真を撮ってなかった。
Hallway Track では ITQ というヨーロッパを中心に活動している IT コンサルティング企業の方が登壇される際にお土産のお菓子を配ってくれた。 おいしかった、なんて名前のお菓子だったんだろう。
この ITQ の同僚の方と HUG on the Harbor でお話しさせてもらい、HashiConf 会場でも挨拶してくれてとても嬉しかった。
セッションの合間に部屋で休憩。 部屋から外の風景を撮ってみると雲が遠くまで広がっているのが見えた。 日本では見られない光景、これが大陸かぁと関心した。
Day 1 の夜には Evening Socialというパーティが開かれた。 昼間のセッションがすべて終わった時点でかなり疲れていて、Evening Social は欠席しようかなと思いつつ夕食は食べておかないととホテル1階に向かったところ、日本から来ていた他の参加者と遭遇してしまい参加することに。
なんか渋々参加した感があるけど、行ってよかったです。
これはイベント参加用のバッジを持ってこなかった罪人の印。 受付時にバッジが必要とは聞いてたんだけど、部屋を出たときは本当に参加するつもりが無かったのでバッジを置いてきてた。 パスポートを肌身離さず持っていたので参加者かどうかはパスポートで確認できて、バッジの代わりに付けることになったのがこのバンド。
IPA 飲みたかったけど売り切れていてラガーに。
食事は手のひらサイズのハンバーガーが大量に。 3種類ほどのハンバーガーがあった中、チキンを挟んだバンズに持つと手がベトベトになるほどの蜂蜜がかかったものが一番おいしかった。
食事以外にも、Ambassador Product Day で参加したディスカッションの卓のファシリテーターに名前で呼びかけてもらえたり(あの場で名前覚えてくれたの?!)、HashiCorp CEO が真後ろにいたり(他の人に教えられて知った)、繰り返すけど参加してよかったです。
とはいえ体力の限界も近かったので少し早めに離脱させてもらった。
これは Evening Social からの帰りに撮ったバスの路線図。
10/16(水)
ボストン5日目。 この日も夜中に起きてしまって、2日連続でどん兵衛のお世話になろうとしたけど今回は水難民に。
ホテルの部屋には 500ml ペットボトルの水が2本あったけど、このときには既に飲み干していた。 そして滞在3日目からホテルのストライキが開始。 タオルの交換やアメニティの補充がストップしてしまい、ペットボトルの水も補給されず。
他の参加者からホテル内にウォーターサーバーがあるよと聞いていたので、水筒と空のペットボトルを持ってホテルを散策。 無事にウォーターサーバーを発見できてどん兵衛にありつけた。
どん兵衛を食べながら家族とテレビ通話したり、Day 1 で発表された情報をブログにしたり、と寝付けない夜を過ごしてたら直食の時間に。 いろんな種類のパンがあってときめいた。
今日もありますカリカリベーコン。
なんとこの日は paloalto からドーナツの提供が!
日本では見られないサイズ感のドーナツ。
ゴールデンチョコレートが至高、ではあるんだけどこんな場所でポロポロこぼす訳にはいかないのでチョコレートドーナツを選択。
イベント会場で提供される食事は他の参加者と相席になることが多く、ほとんどの方が話かけてくれてどこから来たか、どんな会社で何人で来たか、みたいなことをよく話した。 こういうところに文化に違いを感じた。
朝食後には Day 2 スタート! Day 1 と同じく本編については HashiConf 参加レポート へ。
この日も昼食の写真を撮り忘れた。 昼食後に座って次の時間を待っていると、HUG on the Harbor で知り合った dnsimple の方が声を掛けてくれた。 少し話したあと dnsimple の資料とステッカーをいただいた。 異国の地でこんな風に接してもらえると嬉しくなる、dnsimple 使います(ちょろい)。
早速ステッカーは Macbook Air の仲間入り。
Day 2 は 16 時ごろにすべてのセッションが終わった。 この日は日本から参加した方々と会場近くの Harpoon というブリュワリーに行ってボストン産の IPA をいただくことに。
「LOVE BEER. LOVE LIFE.」、座右の銘にします。
ブリュワリーの店内。
Harpoon IPA だけでなく様々な種類、味のビールがあった。 少量でいろんな味を楽しみたいと思いながらメニューを見ていると、隣席のグループが小グラスに入ったビールの飲み比べをしているぽい様子だった。 注文の仕方を聞いてみると「Flight って注文すればいいよ」とのことだった。 帰国してから調べると Flight は飲み比べセットを注文するときの一般的な用語らしかった。
ということで4種類のビールを Flight で注文。
どれも美味しかったけど、特徴的なのはブルーベリーのビール。 香りがブルーベリーそのものだった。
唐突に有名ソングビンゴが始まった。 曲を聞いてもだれも分からないので、一緒に来てくれた方が Shazam を使ってタイトルを特定してくれた。
ビンゴは2回開催されて、1回目は早々にリーチになったけど結局埋まらず。 2回目はかすりもせず。
店内にはショップもあって Harpoon のグッズが売られていた。
いろんなデザインのTシャツ。
色は派手だけどブリュワリーの建物が描かれたデザインが気に入ってこのTシャツを購入。
10/17(木)
ボストン6日目。 HashiConf も終わってついに帰国する日。
11時にホテルをチェックアウトして空港に向かえば飛行機に余裕で間に合う、つまり11時までは自由に使える、ということで朝5時にホテルを出発してボストン市街地の観光に出発。 「フリーダム・トレイル」という赤いレンガの線の入った歩道を辿るとボストンの歴史的観光地を巡れる、ということでスタート地点のボストン・コモンという公園を目指すことに。
外はまだ暗く、月が出ていた。
ホテルから少し歩くと Day 1 の夜にあった Evening Social の看板が。 たぶん回収するのを忘れてる。
再びボストン茶会事件の船と博物館へ。 静かな川面にライトアップされた光が反射されていて綺麗な絵が撮れた。
オシャレな建物のスタバ。
ボストン・コモンに近づくにつれ明るい建物が増えてきた。
地下鉄の駅。 電車は動いているのかチラホラ人が出入りしていた。
6時前にボストン・コモンに到着。 写真に写っているのがフリーダム・トレイルの赤いレンガ。 ここを1箇所目として、この道を辿っていく。
2箇所目、マサチューセッツ州会議事堂。
3箇所目、パークストリート教会。
4箇所目は墓地なので画像なし。 フリーダム・トレイルは歴史的な場所を巡るため度々チェックポイントに墓地が登場する。 他の場所も同じ用に画像は載せない。
5箇所目、キングス・チャペル。
6箇所目、ベンジャミン・フランクリンの銅像と旧ボストン・ラテン・スクール
7箇所目、オールド・コーナー書店。 かつてアメリカの有名な文学者(若草物語の著者など)が集まった場所らしい。 現在はメキシコ料理のレストランチェーンになっていた。
8箇所目、オールド・サウス集会場。
9箇所目、旧マサチューセッツ州会議事堂。
10箇所目、ボストン虐殺地跡も省略。 この時点で6:30、東の空が明るくなってきた。
途中で Samuel Adams のタップルームを発見。
11箇所目、ファニエル・ホールとクインシー・マーケット
ファニエル・ホールにはなぜかマイメロがいた。
12箇所目、ポール・リビアの家。 時間が早すぎてまだ入れなかった。
13箇所目、オールドノース教会。 こちらも開いてなかった。
それどころか協会の敷地内がコースになっていて、時間外のときには迂回路を使わないといけなかった。
迂回路は住宅街の路地裏。
協会の正面はこちらみたい。
14箇所目のコップズ・ヒル墓地も省略。
残りの2箇所は河を渡った対岸。 橋を渡るころには日の出。 Nice boat.
橋を渡った先にはマリオット系列のホテル。
高級そうな住宅が立ち並ぶ。
木々も秋めいていた。
15箇所目、コンスティテューション号。 こちらもまだ開いてなくて近づけるのはここまで。
近くには博物館も。
最後のチェックポイントまでは住宅街を通っていく。 ハロウィンシーズンということもあって、至るところでハロウィンの飾り付けがされていた。
案内板。
蜘蛛がいる家。
かわいいかぼちゃ。
ハロウィン街と抜けて最後のチェックポイント、バンカーヒル記念塔に到着。
この時点で 7:30 過ぎ。 所要時間2時間くらいだったのでだいぶ駆け足で周った。 チェックポイントも写真を撮るくらいだったし。
帰りもフリーダム・トレイルの赤レンガを頼りにボストン・コモンズへ向かう。 朝起きてから食事をしてなかったので流石にお腹が減り、途中で Boston Public Market という建物に寄って朝ご飯を探す。
店内はいろんな店があった。
この看板は見覚えがある。
一通り店内を見て回って、通勤中の方々が買っていたベーグル屋に決める。
ベーグルの種類と挟むものを決めるタイプ。
レジの横でメニューを見ながら、現地の方がどういう風に注文をしているのか観察。
結局、一番シンプルそうな組み合わせを選んで「Plane, B-Flat」という単語だけで注文できた。 これで 7.5ドル (1,000円) するので侮れない。
だけど歩き回って空腹状態だった身体にこのベーグルは最高に美味しかった。
お腹も満たされて再度散策。 明け方通った Samuel Adams のタップルームに再度出会う。
帰り際、フリーダム・トレイルを周り始めた方々とすれ違う。 墓地などは敷地内に入れるようになっていたけど、そのまま素通り。
スタート地点のボストン・コモンズに帰ってくると Visitors Information も開いていた。
この時点で 9:30。 このままホテルに帰ろうとしていたけど、もう少しお土産が欲しいと思い往復1時間の場所のスーパーを目指す。 ホテルは11時チェックアウトなので、スーパーで使える時間は10分ちょっと。 少し道に迷いながらも到着。
店内はホテル近くの Trader Joe’s と違ってとても広く、まさにアメリカンなスーパーだった。
お目当てはボストン産のチョコレートとポテトチップス。 Harpoon IPA も買おうかと思ったけど4本セットしか売ってなくて断念。
買い物を済ませたらすぐにホテルへ。 途中で大きな駅があったけど時間がなかったので中には入れず。
朝に見かけた Evening Social の看板はまだ残ってた。
なんとか 10:50 にホテルに着いてチェックアウト。 別グループで観光されてた方と同じタイミングでホテルに帰ってきたので Uber を使って一緒に空港へ。
ボストンに来たときは到着ロビーしか見てなかったので小さな空港かと思ってたけど、まったくそんなことなかった。
ボストン最後の食事はお米を選択。 お米が恋しくなっていたので。
だけどこれが失敗。 チャーハンっぽいものに餃子っぽいものが乗っかった中華っぽいもので、あまり満たされなかった。
食事も終わっていよいよ飛行機に搭乗。 帰りの便は後方、4席ある中央列の通路側。 なんとお隣さんは空席、とても気が楽だった。
この日はお昼までで 28,000 歩も歩いていた。
1回目の機内食はカレー。
そしてハーゲンダッツ。 なぜか帰りの便のハーゲンダッツはでかい。
朝早くから散策しまくったせいか、食後はあっという間に寝てしまった。
起きるとちょうどおやつタイム、アイスクッキーっぽいもの。 なんと空席を挟んだ隣席のご夫婦が自分たちは要らないからとアイスクッキーを2つ譲ってくれた。 ご厚意を無駄にするわけには、と思いありがたくいただく。 お土産にしようかと思ったけど溶けそうだったので自分で2つ食べる、完全にカロリーオーバー。
帰りもアイアンマンを観ながら。 2と3を観てアイアンマン完全に理解した。
寝て食って映画観てたらあっという間に日本まで3時間を切る。
2回目の機内食。 メニューは選べず、洋食のキッシュ。
10/18(金)
時差の関係で17日(木)の夜はなかったことになり、日本時間で18日(金)の16時過ぎに成田空港に到着。
お出迎えもピカチュウ。
入国手続きなどを済ませて、HashiConf 参加メンバーとの別れを惜しみつつも急いで羽田空港へ。
帰りもリムジンバス。 なんとここでワイヤレスイヤホンのケースを車内に置き忘れるという痛恨のミス。 気付いたころには既にバスは出発してしまっていたので、リムジンバス公式サイトから紛失物の問い合わせ。 翌日の見つかったと連絡があり、なんとか手元まで返ってきました。
羽田空港の話にもどると、搭乗便まで時間があったのでターミナル内の吉野家で牛丼を晩ごはんに。 日本に帰ってきてから最初の食事が牛丼、とても美味しかったです。
帰路の便は途中で機材変更になったらしく、詳しくはわかりませんが普段の乗らないような機体。
そんなこんなで無事に返ってきて、自分の HashiConf は終了。 お疲れ様でした。