Atlassian 公式のリモート MCP サーバで Confluence/Jira を操作する

普段、仕事ではドキュメント管理に Confluence を使っている。 全社的には Google ドキュメントも使っているけど、見た目やドキュメントの検索のしやすさを考えると Confluence のほうが好み。 だけどあまり活用も整理もされてないのが悩み。 GitHub Copilot とかでなんとかできないかなぁと思っていたところ、Atlassian 公式の Confluence と Jira を GitHub Copilot Agent mode や Claude Desktop から扱えるリモート MCP サーバが公開されていることに気づいた。 アトラシアン、リモートMCPサーバーを発表 | Atlassian Japan 公式ブログ | アトラシアン株式会社 www.atlassian.com この発表記事から辿れるページを見てもやり方わからなかった。 そのせいでコメント欄には野良 MCP を使った方法がたくさん投稿される始末。 ドキュメント管理サービスを提供しているならドキュメントから用意してほしいところだけど、リモート MCP サーバの設定方法は他の記事に載っていた。 Atlassian Remote MCP Server beta now available for desktop applications Hi everyone, we’re thrilled by the excitement around the Atlassian Remote MCP Server beta that we launched recently. Many of you shared the feedback that it would be helpful to be able to use the MCP server from your IDEs or other desktop apps. Our team has been hard at work to address this, and to... community.atlassian.com ということで Atlassian 公式の MCP サーバがどんな風に使えるか試してみた。 ...

5月 24, 2025 · 3 分 · @nnstt1

Azure Developer CLI (azd) は HCP Terraform でステート管理をまだできない

最近、個人的に Azure Developer CLI (azd) という超便利ツールが熱い。 azd up コマンドでインフラ含めて Azure Functions とかの実行環境をサクッと作れて、書いたコードをすぐに動かせる。 コードもテンプレートがあるのでゼロから書く必要がない。 たぶん azd だけでは自分に刺さらなかった。 Functions で Flex Consumption が使えるようになったり、生成 AI のおかげで自分でもそれっぽいコードを書けたり、色々条件が重なったからこそ今 azd の便利さの片鱗を味わえている。 そんな azd はアプリケーション実行環境の土台となる Azure リソースを Bicep を使ってプロビジョニングする。 そして、まだベータ版だが Terraform も使える。 Terraform を使うということはステート管理の話が出てくる。 当然 azd もステート管理を考慮していて、デフォルトのローカルステート(ローカル環境にステートファイルをそのまま置くやつ)に加えて、リモートステートとして Azure Storage にステートファイルを格納できる。 普段 HCP Terraform を使っている身としては「azd のステートファイルを HCP Terraform に格納できるのか」というのが気になるところ。 結論から言うと今はまだ azd で HCP Terraform にステートファイルを格納できなかった。 今回はそのことについて書く。 確認に使った各ツールのバージョンは次の通り。 azd v1.13.0 terraform v1.11.0 要約 azd で HCP Terraform を使えない理由は以下のとおり。 HCP Terraform は「VCS-driven」と「CLI-driven」という連携方法がある(「API-driven」は割愛) Plan ファイルを保存する azd では「VCS-driven」は使えない ステートロックが無効化されている azd では「CLI-driven」は使えない そもそも azd で Terraform を使うためにはいくつか設定が必要になるが、詳しくは Microsoft の公式ドキュメントを見てもらいたい。 ...

3月 11, 2025 · 3 分 · @nnstt1

HCP Terraform で複数アカウントを使い分ける方法

仕事柄、プロジェクトごとに複数アカウントを切り替えて HCP Terraform (旧称 Terraform Cloud) を使っている。 HCP Terraform ではローカル環境などで terraform plan する前に terraform login で Plan を実行するアカウントのトークンを取得しておく必要がある。 しかし、terraform login で取得したトークンは 1 アカウント分しか保存されないので、アカウント切り替え時に都度トークンを取得する手間が発生する。 そこで、HCP Terraform のアカウントを使い分ける方法を紹介する。 要約 環境変数 TF_CLI_CONFIG_FILE を使用して CLI 設定ファイルを切り替え プロジェクトごとに .terraformrc ファイルを用意 direnv で自動的に環境変数を切り替え オプションとして ghq + peco と組み合わせて効率化 HCP Terraform のトークン Terraform ではコマンド実行時に CLI 設定ファイルが読み込まれる。 デフォルトでは $HOME/.terraformrc と $HOME/.terraform.d/credentials.tfrc.json というファイルを読み込む。 これらのファイルに設定されているトークンが HCP Terraform の認証に使われるが、使われるトークンの優先順位は次のようになる。 $HOME/.terraform.d/credentials.tfrc.json $HOME/.terraformrc .terraform.d/credentials.tfrc.json .terraform.d/credentials.tfrc.json は HCP Terraform のトークンを格納するファイル。 terraform login で取得されたトークンがこのファイルへ自動的に登録される。 ファイルの中身は以下のようになっており、HCP Terraform のドメイン app.terraform.io または Terraform Enterprise (HCP Terraform のセルフホスト版) のドメインが設定される。 ...

2月 17, 2025 · 4 分 · @nnstt1

OpenShift に New Relic Integration をデプロイするときは kube-state-metrics に注意

「New Relic Kubernetes integration」というエージェントを使うことで Kubernetes のメトリクスを簡単に New Relic へ送ることができる。 Introduction to the Kubernetes integration | New Relic Documentation Kubernetes integration into New Relic: features, requirements, and getting started. docs.newrelic.com この Kubernetse integration は OpenShift にも対応しているが、kube-state-metrics には注意が必要。 何が起こるか:nrk8s-ksm で Warning が出続ける Kubernetes integration は Helm を使ってインストールでき、色々はリソースがデプロイされる。 そのうちの一つに nrk8s-ksm というコンポーネント (Deployment) があるが、デフォルト設定で Kubernetes integration をインストールすると、この nrk8s-ksm が次の Warning メッセージを出し続けてしまう。 Error populating KSM metrics: populate errors:, querying KSM: getting filtered metric families: error calling prometheus exposed metrics endpoint. Got status code: 400 どうすればよいか:参照する kube-state-metrics の namespace を指定する Kubernetes integration を Helm でインストールするとき、次の values.yaml が使われる。 ...

1月 27, 2025 · 2 分 · @nnstt1

Hugo で画像をポップアップ表示させる

このブログは Hugo に PaperMod というテーマを入れている。 このテーマは画像の横幅が決まっているため、以下のように大きいサイズの画像を貼り付けると画像の内容が分かりづらくなってしまう。 どうにかできないかと調べたら Lightbox という JavaScript ライブラリを使えば画像をポップアップ表示できそうということが分かった。 こちらのサイトを参考に Hugo に Lightbox を入れていく。 Adding lightbox to Hugo julianstier.com Lightbox 導入 準備 Lightbox を GitHub のリリースページからダウンロード Releases · lokesh/lightbox2 THE original Lightbox script (v2). Contribute to lokesh/lightbox2 development by creating an account on GitHub. github.com CDN もあるらしいけど今回は一旦ローカル保存 lightbox2 - Libraries - cdnjs - The #1 free and open source CDN built to make life easier for developers Lightbox is small javascript library used to overlay images on top of the current page. It's a snap to setup and works on all modern browsers. - Simple. Fast. Reliable. Content delivery at its finest. cdnjs is a free and open-source CDN service trusted by over 12.5% of all websites, serving over 200 billion requests each month, powered by Cloudflare. We make it faster and easier to load library files on your websites. cdnjs.com 必要なファイルの配置 CSS /assets/css/extended/ に Lightbox の CSS ファイル lightbox.min.css を配置 JavaScript /static/js/ に Lightbox の JS ファイル lightbox.min.js を配置 テーマのヘッダーに CSS を追加 PaperMod の /themes/PaperMod/layouts/partials/head.html を /layouts/partials/head.html にコピーして以下を追加 ...

12月 27, 2024 · 3 分 · @nnstt1

OpenShift Logging でログを New Relic に転送する

OpenShift Container Platform では「OpenShift Logging」という Operator をインストールしてロギングの機能を追加できる。 この OpenShift Logging を使ってコンテナのログを New Relic に転送できるか試した。 バージョンの仕様変更 執筆時点の OpenShift Logging の最新バージョンは 6.1.0 だが、6.0.0 になったタイミングで仕様変更が入っている。 特に ClusterLogging.logging.openshift.io と ClusterLogForwarder.logging.openshift.io という API が無くなり、ClusterLogForwarder.observability.openshift.io に統一された。 今回試したのは 5.9.9 の環境なのでログ転送に ClusterLogForwarder.logging.openshift.io を使っているが、ドキュメントを見る限り 6.0.0 以降の ClusterLogForwarder.observability.openshift.io でも同じように動きそう。 Vector OpenShift Logging では Vector というログやメトリクスなどの可観測性データを収集・加工・送信するツールをコレクターとして使っている。 OpenShift Logging をインストールすると DaemonSets として collector がデプロイされて、Pod の中で Vector コンテナが動いてログを集めて転送する。 この Vector が New Relic 宛のログ転送をサポートしていれば可能かも、ということで調べてみるとベータ版だけどドキュメントが見つかった。 New Relic sink Deliver events to New Relic vector.dev ドキュメント見る限り、Vector に New Relic 用の設定ができればログ転送できそう。 ...

12月 14, 2024 · 2 分 · @nnstt1

Azure ポータルに表示される AKS の API サーバーアドレスの謎を追う

こちらは Microsoft Azure Advent Calendar 2024 の 6 日目の記事です。 AKS の API サーバーアドレスの謎 Azure ポータルでいろいろな AKS クラスタの状態を眺めていたところ、AKS の概要ページにある 「API サーバーアドレス」に表示されている内容がクラスタによって異なることに気づきました。 当然クラスタごとに一意となる文字列は異なるのですが、ドメイン部分が大きく異なります。 以下は状況を再現したクラスタのスクショです。 表示されている API サーバーアドレスには hcp.<location>.azmk8s.io と 00000000-0000-0000-0000-000000000000.privatelink.<location>.azmk8s.io の 2 種類あります。 クラスタ A の API サーバーアドレス aks-public-aks-public-fqdn-c209fd-mytdol9d.hcp.japaneast.azmk8s.io クラスタ B の API サーバーアドレス aks-public-aks-public-fqdn-c209fd-rzz0g24p.a47e9794-80a7-4088-9a92-3706e050f9cc.privatelink.japaneast.azmk8s.io 両クラスタともプライベート AKS クラスタとして構築しています。 パブリックアクセスはできないので、VPN などを使っていない端末では Azure ポータルからクラスタのリソースを見ようとしてもエラーになってしまいます。 同じプライベート AKS クラスタなのにどうして差が生まれてしまうのでしょうか? 結論から AKS の「パブリック FQDN enablePrivateClusterPublicFqdn」という設定によって API サーバーアドレスに表示される内容が変わります。 プライベート Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターを作成する - Azure Kubernetes Service Azure CLIまたは Terraform を使用して、セキュリティとネットワーク制御が強化されたプライベート Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターを作成する方法について説明します。 learn.microsoft.com Azure CLI では --disable-public-fqdn オプションをつけて新規クラスタを作成、または既存クラスタを更新することで「パブリック FQDN」を無効化できます。 つまりデフォルトは有効状態です。 ...

12月 6, 2024 · 4 分 · @nnstt1

Terraform v1.10 で Ephemeral resources が使えるようになったので AzureRM Provider で試してみた

こちらは エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2024 の 1 日目の記事です。 Ephemeral values の登場 先日リリースされた Terraform v1.10.0 で Ephemeral values という新しい機能が登場しました。 Ephemeral values は次の要素で構成されています。 Ephemeral input variables / Ephemeral output variables Ephemeral resources Write-only attribute (v1.11 で追加予定) この中でも今回は Ephemeral resources に焦点を当ててみます。 Ephemeral resources Terraform にはクラウドプロバイダー等が提供しているリソースを管理する resource ブロックと、リソースを参照するための data ブロックがあります。 例えば、Azure のリソースグループ “example” を Terraform で作成する場合は resource ブロックを次のように記述します。 resource "azurerm_resource_group" "example" { name = "example" location = "japaneast" } 一方、Terraform ではリソースグループを管理せず、既存のリソースグループを参照するだけの場合は data ブロックを使います。 data "azurerm_resource_group" "example" { name = "existing" } output "id" { value = data.azurerm_resource_group.example.id } リソース用のブロックには Terraform Provider が提供するリソース名を指定します。 上記の例では Azure リソースを管理するための AzureRM Provider の azurerm_resource_group が該当します。 ...

12月 1, 2024 · 7 分 · @nnstt1

HCP Vault Dedicated で Secrets Sync が利用できるようになったので試してみた

HashiCorp Vault に Secrets Sync という機能があります。 これは Vault で管理しているシークレットを Azure Key Vault などのクラウドプロバイダが持つシークレットマネージャーや GitHub Actions などの開発ツールに同期できるものです。 Secrets Sync は Vault Enterprise で使えるようになり、マネージドサービスの HCP Vault Dedicated にもベータ機能として公開されていたんですが、不具合があったのかしばらくして利用できなくなっていました。 その後、2024年11月11日にリリースされた v1.18.1 で HCP Vault Dedicated の Secrets Sync が復活、正式に利用できるようになったので試してみました。 Secrets Sync を有効化 検証用の HCP Vault Dedicated クラスタを立てていたので、まずはそのクラスタで Secrets Sync を試しました。 HCP Vault Dedicated にログインすると Secrets Sync のメニューが追加されています。 Secrets Sync を使うには事前に有効化が必要なようです。 Vault Enterprise では自前で Secrets Sync の activate 作業が必要だったので、それと同じ役割なのでしょう。 [Enable] を押すと警告文が表示されるので、チェックをいれて [Confirm] を選択。 ...

11月 25, 2024 · 3 分 · @nnstt1

Grafana Cloud を始めてみた

先日、Grafana Meetup Japan というコミュニティのイベントが開催されていました。 キーノートは JAXA の SLIM 月面着陸時に使われていた Grafana ダッシュボードの紹介で、着陸時の配信を見ていた自分はこのイベントを視聴(オンライン参加)して、案の定 Grafana 熱が高まってしまいました。 Grafana Meetup Japan #1 (2024/04/24 19:00〜) ## Grafana Meetup Japanへようこそ! このイベントは、オープンソースの監視・可視化ツールであるGrafanaについて、互いに学び、発信し、交流することを目的としています。 Grafanaは、ITインフラやアプリケーションの監視から、IoTデバイス、ビジネス指標、工場、物流、自然災害、宇宙に至るまで、あらゆる分野でのデータ可視化と監視を支援するツールです。 日本でも広く利用されつつありますが、Grafanaの最新情報や導入事例、プラクティスを学んだり発信したりする場は多くありませんでした。そこで、Grafana Labsと共にGrafana Meetup Jap... grafana-meetup-japan.connpass.com 我が家の Grafana は Kubernetes クラスタで稼働済みですが、自宅外では見れないような状況です。 そこで、Grafana 熱が冷めないうちに Grafana Cloud を使って外部からも自宅ラボの状況を確認できるようにします。 今回は Grafana Cloud を登録、自宅内の Kubernetes クラスタにある Prometheus をデータソースとしてダッシュボードに表示するところまでやっていきます。 Grafana Cloud の登録 まずは Grafana Cloud の登録から。 Grafana Cloud | AI-Powered Full-Stack Observability | Grafana Labs Monitor metrics, logs, traces, and profiles with Grafana Cloud—an AI-powered, fully managed observability platform built on leading open source tools. grafana.com 公式サイトでアカウントを作成して、Grafana stack とやらを作成します。 ...

5月 1, 2024 · 2 分 · @nnstt1